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いよいよ結婚式を行う Bora Bora へ移動です。日本人で、Moorea から動くのは隣の部屋の日本人カップルと、あとは外人のカップルが2組くらいだけ。
朝の9:00のフライトで、40分ほどで Bora Bora に到着。
Moorea 行の飛行機と違い、Bora Bora 行はそれなりの大きさのジェット機でした。(^.^;)
機内から美しい珊瑚礁が見えたときには、スチュワーデスさんが親切に声をかけてくれて、自分達の分(荷物を置いたりする)の席に、「こっちに来て、よく見えるわよ!」という感じで、景色を見せたりしてくれました。
Bora Bora の空港は島の外の珊瑚礁にあるので、そこから島までは大型のボートで移動です。
対岸の村ヴァイタペにはすぐに到着しました。

Bora Bora のメッドは、こじんまりとした、おとなしい雰囲気のオシャレな村で、私達の部屋はメインから一番近いコテージ。しかも目の前はすぐ海、という最高中の最高みたいなロケーション。

部屋に案内してもらう間にP.R.のMichiyoちゃんに結婚式の話を聞いたら、予想していた土曜日ではなく、水曜日に行われるとのこと。日本で婚姻届を、こちらの結婚式にあわせて提出してもらうことになっていたので、あわてて国際電話をかけました。そう、ここの部屋は電話もあり、冷蔵庫も、電気ポットもあって、非常に明るい作りの部屋でした。

まもなくランチタイム。レストランはそれほど大きくなかったけれど、日本のカレーがあったので、それから毎日お昼はカレーライスかカレーうどんでした。(^.^;)
グラスボトムボートに乗ったり、アーチェリー場を見に行ったりしたけど、あまり天気がよくないようでちょっと心配・・・

結婚式の前に、ちょっとだけ、Bora Bora でのシュノーケリングのことについて一言。なぜって、今回のタヒチ旅行の中で一番魚が多くて、しかも一番美しかったのがこのシュノーケリングトリップだったから。
シュノーケリングトリップは昼食後、午後 2 時くらいから出発です。モーレアでもそうだけど、ボラボラの場合は桟橋から黄色やブルーの魚がいっぱい見えるので、食事のたびにパンを随分余計に持ち出して魚にあげていました。、シュノーケリングの時ももちろん持って行ったけんだど、行ってみたら、船で配っていました。。。(^.^;)
ここのチョウチョウウオ達は、とっても人に慣れていて、手からじかにパンを奪い取って行くんです。水の中に入ると、わらわら寄ってきて、貪欲につつきます。しまいには体までつつかれて船に上がりました。(^.^;)

いよいよ翌日が結婚式です。
この日のショーの時間に、翌日の予定で私達の結婚式のことも紹介してくれたんですが、なんと私達の乗ったボートが桟橋に戻ってくる直前には、あのスーパーモデルのクローディア・シェファーが撮影のために来ていて、桟橋に着くらしいんです。エェ?!私も見たい?!!それに、そんな大物が来ちゃったら、結婚式の方なんかみんな見向きもしないんじゃないかなぁ... と思っていたら、これは Club Med らしく、冗談だったのでした。(^.^;)しかも、「単なる嘘」で、私等が戻ってくる頃に桟橋に人を集めるための作戦かと思っていたら、アニメーションチームのLisaさんがクローディアの役で、海で溺れているところをスーパーマンだの007 だの各種ヒーローが助けに行く(結局最後にはスーパー GM が助ける)というアトラクションだったのでした。(これはもちろん私達は見られなくて、あとになって、PRのMiyokoちゃんに教えてもらったんですが。)

結婚式当日。前日まで天気が心配だったんだけど、見事に快晴!
日本から持参したタキシードとウェディングドレス(ひとつのスーツケースがそれだけでいっぱいでした(^.^;))に着替え、髪の毛をまとめたり、お化粧をして(全部自分でやらなくちゃいけないので、ちょっと大変(^-^;))から、Michiyoちゃんに撮影してもらうためのフィルムとカメラを持ってメインエントランスの方へ行きました。エントランスの辺りでエクスカーションのG.O.のKaoriちゃんに「車のデコレーションは、日本人G.O.みんなでやったんだよ。」と教えてもらいました。その車と言うのが、なんとジープ! (^.^;)なぜこんな車なのかは、式の後によーくわかることになるのです。

通訳兼カメラマン兼立会人兼よろずお世話係のMichiyoちゃんと、もう一人の立会人は衣装担当のフランス人G.O. 、そしてドライバーと、カメラマンの合計6人で教会に向かって出発です。
カメラマンは途中何度も車を降りて、私達が車に乗っているところの写真なんかもたくさん撮っていました。

バイタペ村の中心部を通りすぎて、湾の向こう側にポツンと見えるちいさなプロテスタントの教会が結婚式場です。
牧師様の後に続いて、結婚の誓いに合意し、結婚証明書にサインして、指輪の交換。
おごそかな中にも、暖かい雰囲気の素晴らしい結婚式が無事終わり、次にはカメラ撮影のためにポーズ。 (式の最中は撮影禁止の為、終わってから、また同じようなポーズを取ったんです。(^.^;))
教会の外でも牧師さん達と記念撮影をしたんですが、風が強くて、ドレスの裾が・・・

さぁ、次がジープで来た理由です。
エクスカーションのサファリで行くと言う山のてっぺんまで、凄いダートの急勾配の道を車はどんどん登って行きます! (^.^;)もちろんタキシードとドレスのまま。ほんとに、こんなところ行っちゃうの・・・?
でも、到着した山頂(ボラボラで一番高いところ?)から見た景色は、まさに感動の一言。タヒチの美しさを、そのまま絵にしたようです。海の色が、群青からブルー、エメラルドグリーン、白と変わって、手前の方にはホテルボラボラの水上コテージが小さく見えて・・・
ここで美しい珊瑚礁の海をバックに記念撮影。

山から降りてくると、いよいよメッドに戻るんですが、私達と二人の立会人は、一つ手前の、ホテル・ソフィテル・マララからボート(タヒチアンカヌー)に乗って行くんです。カメラマンは車で一足先に戻って、桟橋で待ち受けていることになっています。
このボートっていうのが、本当に 10 人乗り(乗れないかも? (^.^;))程度のボートで、ひっくり返りはしないかとちょっと心配・・・(^.^;)そこに椰子の葉で飾り付けをして、立会人二人と私達に、タヒチアンのおじさん(グラスボトムボートに乗っていたおじさんでした)二人で出発。途中景色のためか、時間稼ぎのためか、ちょっとクネクネと移動していきます。ボートの上ではグラスボトムボートでも歌を歌ってくれたおじさんが、ギターを弾きながら、”Bora Bora Nui” なんかを歌ってくれました。ムードが高まって、最高の気分!途中)擦れ違うボートの人も、祝福の手を振ってくれます。 (^.^)

桟橋につくと、G.O. ばかりではなく、全然他人の GM さん達がみーんなで出迎えてくれて、桟橋の両脇ににずらーっと並んで、パレオのトンネルを作ってくれました。これは予想もしていなかった事だったので、本当に感動しました!!
パレオのトンネルの中を2人で通り抜け、桟橋の先端の小屋へ。村長のCarlosが仕切ってくれて、全員でシャンペンで乾杯!!見知らぬ外国のゲストたちも笑顔で祝福してくださいます。(ゲストはみんな水着にパレオっていうのが、タヒチっぽい!(^.^;))
レストランの方に戻ってくると、Club Med らしく、みんなでダーンス!の時間!!タキシードとドレスに、桟橋に戻ってきたときにもらった、タヒチ風の花の冠という格好のままダーンス!! (^-^;)/

部屋に戻ってみると、ダブルベッドの上には、花で巨大なハートマークが作ってありました! (*^.^*;)/
夜はCarlos夫妻と、日本人 G.O. 達と一緒のテーブルでシーフードディナー。その最中には、 G.O. 達がケーキを持って、華々しく登場してくれました。 (^.^;)

これだけ派手に結婚式やっちゃて、村中に知れ渡ったので、その後もなにかと出会う人みんながお祝いを言ってくれました。
メッドの結婚式で一番嬉しかったのは、まったくの他人がみーんな笑顔で祝福してくれたこと。特にパレオのトンネルは生涯忘れられない思い出です。

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